光の戦士の皆さんこんにちは、はーとんです。
今回はFF14インタビューまとめ第25段「吉田Pが課金ガチャを導入しない理由」です。
先日「馬鳥速報」さんで、このまとめ記事を読んでからソースをずっと探していました。

本日はこのソースとなったインタビューが見つかったので、ご紹介します。
https://www.thisisgame.com/webzine/news/nboard/263/?category=2&n=87303
これは韓国でFF14についての質問をした際のインタビュー記事となっていました。
流石に韓国語はわかりませんので、Google翻訳でQ&Aの部分を抜粋・引用して紹介したいと思います。
Q:韓国では一部分を課金化することによって、成果が見られた場合は、多くのゲームで課金を導入する場合が見られる。「ファイナルファンタジー14」ももしかしたら一部分の課金を適用する意向なのでしょうか?
吉田P:全くありません。短期間で収益を上げるより、開発チームとユーザーとの間の信頼関係を築くことが最も大きな収入につながることだと思っています。
ユーザーが私たちを信じて「ファイナルファンタジー14」や「ドラゴンクエストビルダーズ」のような、私たちが開発したゲームを購入してもらうことが重要であると考えています。
私たちは、短期間に収益を上げることが目的でないように思っています。「ファイナルファンタジー14」ですでに黒字は出ているので、このような状況で課金など無理をして収益を底上げよりも、ユーザーをより集めて、ゲームの将来のための基盤を作るのが正しいと思っています。
日本では、ソーシャルゲーム市場がとても低迷している。ほとんど2ヶ月を持ちこたえることができずサービスを終了しますが、これはゲームがユーザーとの信頼を捨て、収益のみを追求したせいだと思っています。
そうすると会社は消え、最終的に残るのはキャラクターとIP(知的財産権)しかない。ゲーム自体が音楽とかそれに準じたようなコンテンツのようになる、すなわちゲーム自体が「文化」になることが重要で、文化とならずにゲームが消えて、IPとキャラクターだけ残っても意味がありません。
日本の低迷したソーシャルゲーム市場のような状態になるのは必ず避けたい。「ファイナルファンタジー14」は現在グローバル全体で、想像できないほどのお金を稼ぐているので、継続して「ファイナルファンタジー14」を提供していきます。お金の面は心配しないで、運営チームの給料はきちんと支給されています。
THIS IS GAME 韓国サービス3周年 吉田PDが言う「ファイナルファンタジー14」の未来より



吉田Pの著作「吉田の日々赤裸々」にも同じような文言があったのをおもいだしました。
本当に今のソーシャルゲームは酷い状況だと思います。例えば皆さんは「サクラ革命」というソーシャルゲームを知っていますか?
この「サクラ革命」は「サクラ大戦」からは派生して生まれたソーシャルゲームです。IPとしては非常に有名だったのにも関わらず、このサクラ革命はサービス開始半年でサービス終了となります。
https://sakura-kakumei.sega.jp/info/detail/000565.html
ゲーム自体に色々問題はあったようですが、これほど有名なIPも半年で終了に追い込まれています。
「雨後の筍」に無限に生まれ続ける日本のソーシャルゲームたちに未来はあるのでしょうか?
私は「生まれては消える使い捨て集金マシーン」の代名詞として「ソーシャルゲーム」が生き残ると思っています。
つまり、吉田Pが望むような文化にはならず、「ゲーム=収益のため」というのが多くの人に認識されます。
それはとても悲しいことです。
本来ゲームは多くのものを得られることができる「文化」の1つだと私は思っています。
音楽のように感動するし、文学のように様々な登場人物に心を打たれます。
ソーシャルゲームの中にもそういったゲームはあります。
しかし、多くのソーシャルゲームは吉田Pの言う通りユーザとの信頼を捨て、収益のみを追求している状況です。
これでは「ゲーム=悪」という認識にもなりかねません。



吉田Pは月額課金としてのFF14を他のソシャゲと同じにしたくない、むしろッモゲームを1つの文化にしたいとも過去の発言でありました。
FF14はこれらの吉田Pの発言からも絶対に課金ガチャを導入しないことでしょう。