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【FF14】エメトセルクが共に歩めなかった理由

FF14から学ぶ
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光の戦士の皆さんがこんにちは、はーとんです。

本日の記事は壮絶に「漆黒のヴィランズ」のネタバレがありますのでご注意ください!

漆黒のヴィランズをプレイしていて思ったことが1点あり、それは

「エメトセルクもこっち側にきて一緒になんとかすれば良いじゃない?」ということです。

しかし、実際にそれは難しいということが「ある小説」を読んで分かったように思えました。

そのため、本日はその「ある小説」を元に、エメトセルクと暁の血盟が共に歩むことが出来なかった理由を本日は考察していきます。

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エメトセルクが何を考えたのか

私が先日読んだ小説は「三体II:黒暗森林」という小説です。

「三体」はSF小説に送られるの世界的な賞である「ヒューゴー賞」をアジアで初めてとった作品。上記の作品はその第2部。

宇宙人との戦いの中で大変興味深く面白かったのが「宇宙社会学の公理」です。

小説内で、宇宙は「1. 文明は生き残ることを最優先とする」「2. 文明は成長し拡大するが、宇宙の総質量は一定である」とあり、これを元に宇宙の社会構造がどのようになっているかがこの物語の鍵となります。

この2つ、実はエメトセルクが光の戦士たちと共に歩めなかった1つの理由になるのではないかと思ったのです。

宇宙の公理

エメトセルクたちアシエンは自分たちの世界を復活させるために暗躍しています。

これは上記の宇宙社会の公理の1. 文明は生き残ることを最優先とするに当てはまります。

しかし、エメトセルクたちの世界は14個に分裂し、現在に至っています。

さらに「2. 文明は成長し拡大するが、宇宙の総質量は一定である」「各世界で文明が成長するが、世界の数は変わらない」状態です。

すなわち、エメトセルクたちの世界を復活させるためには他の文明を犠牲にしなければなりません

はーとん
はーとん

エメトセルクはあくまでもこの2つの公理に則り行動しています。

しかし、なぜ手を取り合えなかったのかその背景を考えましょう

エメトセルクたちの世界のほうが文明が進んでいます

その進んだ文明ですら、他の世界を犠牲にしなければ自分の世界を復活させることができないという結論に至っています。

そうすると、暁の血盟たちの申し出はエメトセルクにとって「私達の世界と比べて全く遅れている世界の人間が何を言ってるんだ」と考えるでしょう。

しかし、プレイヤーは「いや、一緒に知恵を出し合えばなんとかなる可能性があるのでは?!」と思った人もいるはずです。

実は協力することがエメトセルクたちアシエンにとって不利な状況に追い込まれる可能性があるのです。

技術爆発と猜疑連鎖

仮にエメトセルクたちの持っている技術や知識をすべて暁の血盟や各世界の文明に授けたとしましょう。

そこで起こるのが「技術爆発」です。

もしかしたらアシエンたちと同レベルの文明水準に各世界と文明は追いつく可能性は十分あります。

はーとん
はーとん

しかし、これが問題なのです。

もし技術爆発が起き、アシエンたちと同じレベルになった際に、彼らがエメトセルクを裏切る可能性が全く無いと言い切れるでしょうか?

仮に裏切られた際は数でアシエン達は不利になります。

裏切るかもしれないし裏切らないかもしれない…

猜疑の連鎖が始まります

だったら最初から共に歩む道を拒絶した方が安全です。

この「猜疑連鎖」がある限り、決して共には歩めません。

だからエメトセルクは「こちら側にこないか?」と言ったのでしょう。

そうすれば裏切らない可能性が上がりますから…

共に歩むために必要なもの

エメトセルクが私たちの呼びかけに応え、共に歩むために必要な要素はなんでしょうか?

それはエメトセルクたちアシエン以上の知識や力です。

仮に光の戦士側にアシエン以上の知識や力があれば、彼らを救うことができるでしょう。

なぜならアシエン以上の知識や力があれば、アシエンたちが助けを乞う可能性があるためです。

しかし、それは現実的に無理なものです。

そのため、決してエメトセルクたちと共に歩むことは不可能ということがわかります。

はーとん
はーとん

それでもエメトセルクはパッチ5.3の最後に私たち光の戦士を助けてくれました

それは彼なりの優しさか、それとも世界を救うことに疲れたのか…その真意は分かりません。

本当にエメトセルクは魅力的なキャラクターです。また回想シーンやどこかで会いたいものです。

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