光の戦士の皆さんこんにちは、はーとんです。
FF14のディレクター兼プロデューサーである「吉田直樹」氏は皆さんもご存知のことだと思います。
※最近FF16のプロデューサーも兼ねる発表がありましたが・・・
実は吉田直樹氏は週刊ファミ通で連載していた「吉田の日々赤裸々」というエッセイがあります。
このエッセイが単行本化されているのですが、私の周りで購入した人をを見たことがありません(エオルゼア内でも)。
そこで本日は布教活動を兼ねて、「吉田の日々赤裸々」がどんな本かを紹介していきます(๑•̀ㅂ•́)و✧
第1巻は旧FF14から新生までの開発秘話
第1巻は主に旧FF14からFF14が新生するまでに
吉田Pが何を考えながらFF14を生まれ変わらせたのか
を中心に話が進んでいきます。
私は旧版のFF14をプレイしていませんが、このエッセイを読むと
旧版はどれだけプレイヤーに寄り添って無かったのかがよくわかりました。
例)柵が邪魔で移動が不便、マテリアはめるの失敗すると装備が消えるなど
こうしたプレイヤー側から見たら不合理・不条理なものをなんとかするためには、
根本からゲームを作り変えなくてはいけません。
特に読んでいて面白かった・印象的だったのは、
旧FF14をぶっ壊す「メテオ計劃」を吉田Pが閃いた場面です。
彼はどのようにして「メテオ計劃」を思いついたのか?
くっそ面白いのでぜひその内容はご自身の目で確かめてもらえればと思います。
またユーザーに寄り添うための「プロデューサー・レター・ライブ(PLL)」実施するまでの過程や、新生した後もユーザーの満足度を上げるホスピタリティなど、
読んでいて「へぇぇぇぇぇぇぇぇ」となることばかりです。
いつものプロデューサー・レター・ライブを見ている感覚で読めるので、FF14好きには本当におすすめの第1巻です。
第2巻は吉田直樹のビジネス論
私は「吉田の日々赤裸々」の第2巻が一番好きです。
なぜなら、この第2巻には「吉田直樹の思考」が如実に書かれているためです。
例えば、吉田Pが数字にこだわる理由を皆さんご存知でしょうか?
今も吉田Pは納期・コスト管理を徹底し、私たちプレイヤーに多くの恩恵を与えてくれます。
その理由が吉田Pの高校時代のおもちゃ屋でのバイトの経験から知ることができます。
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こういった思考以外にもの、「蒼天のイシュガルド」から「紅蓮のリベレーター」の開発秘話、
またドラマ「光のお父さん」の制作過程など、FF14以外の話も多岐にわたって展開されています。
私が一番2巻が好きな理由は「FF14以外の話が多いから」かもしれません。
普段PLLなどで語られない、「吉田Pが普段何を考えながら仕事をしているのか」がよく分かる1冊となっています。
ゲーム業界の話にも言及しているため、本当に幅広いジャンルの話を読むことができます。
第3巻は吉田Pの自伝的著
第3巻もかなり面白く、吉田Pがどのようにしてスクエニに入っていったか。
それがわかるのが描き下ろし対談です。
元ドラゴンクエスト10プロデューサー:齊藤陽介氏との書き下ろし対談が面白い!
吉田Pがスクエニに入る前のゲーム開発会社のピンチを救ったが齋藤Pでした。
この縁で吉田Pはスクエニに入ることになるのですが・・・
書き下ろしだけあって、読み応えがある内容です。
また、吉田Pは現在スクエニの取締役でもあります。
取締役で働いている上での考え方など、ビジネス的にも役立つ内容が多いです。
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また、2巻よりもボリュームが増えたのでFF14について内容も、2巻よりは増えています。
吉田Pの思考とFF14の話のバランスが最も取れている1冊と言えるでしょう。
しかし、私が最も印象に残っているのが
「吉田直樹オススメのミステリー小説紹介」です。
吉田Pはミステリーが好きで有名なのですが、
その吉田Pが選ぶミステリーは名著ばかりでした。
特に1番最後に紹介されている海外小説「その女アレックス」は、
珍しいタイプのミステリーなので、私もオススメの1冊です。
以上が「吉田の日々赤裸々」の紹介でした。
全3巻となりますが、どの本も非常に面白く、読んで得しかない内容です。
順番に読むことをオススメしますが、FF14の現役プレイヤーであれば
2巻⇨1巻⇨3巻の順で読むのをオススメします。
この順で読むとより一層吉田Pの考えがわかり、
「吉田の日々赤裸々」を楽しむことができます。
光の戦士であれば読んで絶対に損がない本。
となっていますので、ぜひ気になった方は購入をオススメいたします(๑•̀ㅂ•́)و✧