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現役予備校講師による FF14におけるダルマスカ王国の解説

FF14と歴史考察
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ダルマスカ王国とラバナスタ、この名前を聞くとプレイヤーはファイナルファンタジー12を思い出す人も多いと思います。

私も実際に名前を聞いて懐かしくなりました。

完全に空気であった主人公ヴァンを思い出したのですwwwww

あれ、バルフレアが主人公だったよなぁ、やっぱり…

ということは置いておいて、FF14にも出てくるダルマスカ王国はどうのような位置づけの国で、どのような国だったのでしょうか?

FF14の劇中ではガレマール帝国によって滅ぼされたというのことが印象的でしたが、

その内実は明らかになっていません

そこで本日はこのダルマスカ王国がFF14内でどのような国であったかを解説していきます。

出典はもちろんのこと、ファイナルファンタジー14公式設定資料集である「Encyclopaedia Eorzea ~The World of FINAL FANTASY XIV~ Volume II」です。

ではさっそくみていきましょう。

Bitly
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FF14のダルマスカ王国

さて、このダルマスカ王国の歴史はなんと公式設定資料集でも明らかになっていません

そのため、このダルマスカカ王国の概要ならびに、現実世界の歴史に沿った考察という形でお伝えしたいと思います。

ダルマスカ王国の政治体制と滅亡

FF12では、ダルマスカ王国は王政でしたが、FF14内ではどういう政治体制だったのでしょうか

バナルガン王朝による王政が長く続いてきた。北州イルサバード大陸と東州オサード小大陸を結ぶ地政学上、重要な地域を国土としているため、これまで幾度となく侵略の対象となってきたが、その都度はねのけてきた歴史をもつ。

Encyclopaedia Eorzea ~The World of FINAL FANTASY XIV~ Volume II P,98 ダマルスカ王国 政体より
オーボンヌのクエストの際に場所が明らかに

丁度現在のガレマール帝国が北部にあり、アジムステップやヤンサが東側にある形です。

地政学上と書いてありますが、理由としては西側に位置する沿岸部だからでしょう。

ここを獲得するとエオルゼアとの重要な交易路・橋頭堡きょうとうぼを確保することができますからね。


さらに、滅亡したのはガレマール帝国が今までにない攻撃をしてきたからと、資料集には書かれています。

ガレマール帝国の侵攻を許したのは、これまでどの軍勢も進軍ルートとして使用してこなかった永久焦土地帯を通じ、飛空艇でスカテイ山脈を飛び越えることで防備の薄い背後を突いてきたことによる。

Encyclopaedia Eorzea ~The World of FINAL FANTASY XIV~ Volume II P,98 ダマルスカ王国 政体より

永久焦土地帯は、プレイヤーの皆さんであれば聞き覚えがあるかもしれません。

そう、IDにもある「永久焦土 ザ・バーン」のことです。

本来ここ通過する軍勢はいません。しかし、帝国はここを飛空艇で越えて攻撃をすることでダマルスカ王国を攻め落としたのです。

これと似たような事例が、「ハンニバルのアルプス山脈超え」です。

古代ローマ帝国と敵対していたカルタゴは、将軍ハンニバルを派遣。ハンニバルはローマの背後を突くべく、軍勢を率いてアルプス山脈を越えていった。

古代ローマはまさかアルプス山脈から攻めてくるとは思っていませんでしたから、滅亡一歩手前にまで追い込まれた出来事です。

ダマルスカ王国は残念ながらそのままガレマール帝国により滅ぼされてしまいました。

どれだけ帝国の飛空艇が脅威になるのか、わかりやすい事例の1つと言えるでしょう。

ダルマスカ王国の復活はありえるのか?

実際に「紅蓮リベレーター」のドマ解放の流れの中で、ダルマスカ王国でも独立運動が勃発しています。

しかし、この独立運動は失敗に終わっています…

異邦の劇作家 :「ちなみに、その反乱軍を率いているのは王女アーシェを名乗る、十代後半の少女だという。アーシェ本人はナルビナ城塞で戦死したのは確かなので偽者かな?」

FF14 異邦の劇作家の台詞より

この辺りがプレイしていても分かりづらいところでしたが、実際に

ダルマスカ王国は30年ほど前に帝国の属州になっています。

異邦の劇作家の台詞を確認してみましょう。

異邦の劇作家 :「ナルビナ城塞でダルマスカ王の子息であるラスラ王子と、その双子の妹であるアーシェ王女が戦死したことで、ダルマスカ王は降伏を受け入れたとされている。

降伏後、しばらくしてダルマスカ王は病死。

ダルマスカ王の死亡は自殺とも暗殺とも言われてるが、千年の歴史を誇るバナルガン王朝が断絶したのは間違いない。」

FF14 異邦の劇作家の台詞より

これはガレマール帝国にダルマスカ王国が滅ぼされたのが30年ほど前の話なので、ダマルスカ反乱軍を率いている少女は10代とのことなので、ほぼ偽物でしょう

雨宮
雨宮

国VS植民地の争いで独立を果たした事例はアメリカ筆頭に、歴史上多くあります。

レジスタンスである反乱軍が勝利し、国を独立に導いた事例は無いと言っても過言ではありません

あくまでもドマのように属州・植民地全体が独立の機運にならなければ、ダマルスカ王国の独立は難しいと言えるでしょう。

少女が「アーシェ」の名前を名乗っているのは、国全体で独立の機運を高めるためだと推察されます。

正直レジスタンス程度の反乱軍では、独立することは難しいと言えるでしょう。


さて、いかがでしたでしょうか?

ダルマスカ王国はまだまだ独立には遠いという現状がわかって頂けたと思います。

絶対これからも出てくる地域・国になりますので、ぜひFF14で出てきた際はこの記事でダルマスカ王国のことを復習してもらえたら幸いです(๑•̀ㅂ•́)و✧

Bitly
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