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【FF14】現役予備校講師が「アラグ帝国」の複雑な歴史をわかりやすく解説する【前編】

FF14と歴史考察
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アラグ帝国、それはプレイ中にしばしば耳にする帝国の名前です。

そもそもアラグ帝国は今から約5000年以上の昔に栄えた大帝国です。

しかし、そのアラグ帝国は「第4霊災」によって滅び、現在では「聖コイナク財団」によるアラグ帝国の研究が進んでいます。

モードゥナ郊外にある調査団本拠地

そこで本日はこのアラグ帝国がどのように隆盛を誇ったかをファイナルファンタジー14公式設定資料集である「エンサイクロペディア エオルゼア」をもとに解説していこうと思います。

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アラグ帝国の成立から衰退

ここのアラグ帝国の歴史は前編・後編にわけて説明をしていきます。

なぜなら、アラグ帝国の歴史はエオルゼア3国などと比べてもかなり長いためです。

そのため前編は、ザンデが帝国をつくり、エオルゼアならびに世界を支配するまでの流れ。

その後にクリスタワーができるまでの歴史を解説していきます。

前編の概要をまとめると、アラグ帝国の歴史

ザンデが帝国を建国⇨魔科学の成立⇨エオルゼアならびに世界の統一⇨クリスタルタワー建設

となっています。

順番にみてきましょう(๑•̀ㅂ•́)و✧

アラグ帝国の勃興

第3霊災」後のエオルゼアをまとめたのが、このアラグ帝国でした。

アラグ帝国の特徴は、神々を信じず自らの力を信じて道を切り開いていくのが特徴です。

なぜアラグ帝国が「力」を重視したかというと、第3霊災の原因が宗教の違いによる対立・抗争であったため。神を信じず自分たちの力で第3霊災後の世界を生き抜こうとしたあらわれである。

そのアラグ帝国を稀有な指導力でまとめたのが、後に始皇帝と呼ばれる「ザンデです。

ザンデがこのような姿になったのは理由があるのです

このザンデのすごいところが、「第3霊災」の原因の1つでもある「まじない師」や「神官」達の子孫を迫害せずに、「魔道士」として自らの武力に取り入れたことです。

また、ザンデ自身が優れた闘士でもあったので、この魔法に興味を持ちます。

自らが魔法を研究し、長所・短所を知った上で魔道士を活かした軍勢を作り上げていったのです。

こうして、ザンデは自ら皇帝を名乗りアラグ帝国」が成立していきました。

さらにこの魔道士の軍勢は「魔道師団」として魔科学」の成立に重要な役割を果たすことになるのです。

「魔科学」の成立とエオルゼアの統一

実はこの魔道士とザンデが魔法が日々の生活の中でも多いに役に立と気がついたのが、ある戦争の最中でした。

それはある攻城戦にて、難攻不落の城を攻略する際の出来事です。

ザンデはお抱えの魔道士に堀を埋めるように命じたという。魔道士たちは、人力では動かすことが難しい巨石を魔法で持ち上げ、堀に落とすことで軍勢の通り道を造り、勝利に大きく貢献した。これは、いわば土木工学と魔法の融合であった。

Encyclopaedia Eorzea ~The World of FINAL FANTASY XIV~ P,24 古代アラグ文明の栄華 魔科学の目覚めより

つまり、魔法を建築分野に活用し始めたのです。

プレイヤーの皆さんでしたら、アラグの「魔大陸 アジス・ラー」の凄さを身を以て体験していることでしょう。

魔大陸 アジス・ラー

こうして魔法と科学を融合させた「魔科学が成立していったのです。

この魔科学の力は圧倒的でした。実際に魔大陸に行くとわかるのですが、

現代のエオルゼアやガレマール帝国にはない、

とてつもない科学技術を目の当たりにすることができます。

こうした魔科学の力を使って、ザンデは前人未到の「エオルゼア統一」を成し遂げていったのです。

クリスタルタワーの建設と黄金時代の果て

始皇帝ザンデの死後も、アラグ帝国の繁栄は続いていきます。

エオルゼア統一後、ザンデの子孫は三大州にも遠征を行い三大州全てを支配下に収めることに成功しました。

三大州とはエオルゼアがある「アルデナート小大陸」、現在のガレマール帝国がある「イルサバード大陸」、ドマなどがある「オサード小大陸」を指す。

西がエオルゼア 東がドマ 雲に隠れているのがガレマール帝国

こうして敵がいなくなったアラグ帝国は、増加した人口とエネルギーをまかなうために、「あるもの」を建設します。

それが「クリスタルタワー」、当時は「シルクスの塔」と呼ばれるものです。

24人レイドでも出てくる「クリスタルタワー」

太陽エネルギーを私達が使えるようなエネルギーに変換するのがクリスタルタワーの役目です。

このクリスタルタワーのエネルギーによって、人々の暮らしを豊かにし、アラグ帝国の黄金時代を迎えます。

300年間にわたり戦争のない平和な時代になったのですが・・・

平和な世界で人々は「堕落」し、支配のもつれが出てきたのです。

闘争なき世からは努力もまた消え、目新しい発見は途絶え、魔科学の発展も頭打ちになっていく。そしおて、これに合わせるかのように出生率は低下し、反比例するかのように自殺率が増加。さらには支配が緩んだことで、広大な版図のあちこちで反乱が頻発するようになっていった。

Encyclopaedia Eorzea ~The World of FINAL FANTASY XIV~ P,25 古代アラグ文明の栄華 黄金時代の果てより

この状況はアラグ帝国にとっては良くないことでした。

平和にほころびが生まれ、再び混沌の時代に突入をしていく。

しかし、ある時にこうしたアラグ帝国の状況を一変させる一人の「奇才」が生まれるのです。

そう、「奇才のアモン」と呼ばれる魔道士です。

アラグ帝国の歴史を変えた魔道士アモン

雨宮
雨宮

奇才のアモン」はどのようにしてアラグ帝国を復活させていったのでしょうか?

また、ザンデはなぜ復活出来たのでしょうか?

明日に続きます(๑•̀ㅂ•́)و✧お楽しみに!

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