ウルダハ、それは荒涼としたザナラーンに領する交易都市国家です。
現在は女王ナナモ様が治める国で、ナナモ様はプレイヤーの中でも人気が高いです。
また、ナナモ様を補佐し、砂蠍衆の一人でもあるラウバーンも同様に人気が高いキャラクターの一人です。
ギルドも多く存在しており、呪術士・剣術士・拳闘士があり、最初にウルダハを選んだプレイヤーも多いのではないでしょうか?
そこで本日はウルダハの王朝とゾンビーの切っても切れない関係を見ていきたいと思います
なんでゾンビー?
と思うかもしれませんが、意外にもウルダハ王朝が成立するために必要な要素なんです。
今日も出典はファイナルファンタジー14公式設定資料集「Encyclopaedia Eorzea 」からお届けします。
ベラフディアとはなにか?
FF14をプレイしているとしばしば「ベラフディア」という地名を聞きます。
これはIDでもありますが「カルン埋没寺院」がベラフディアという王朝の遺跡です。
ベラフディア王朝はいったいどのような経緯で成立した国なのでしょうか。
この王朝実は、第六霊災の後に成立した王朝です。
第六霊災とは大洪水が起きた霊災であるが、この原因は「魔法都市 マハ」が引き起こした「魔大戦」が原因である。マハについてはパッチ3.Xシリーズでレイドダンジョンにて実装された。
第六霊災を生き延びた「魔法都市 マハ」の生き残りの魔道士がザナラーンへ進出。
そして街を築き都市国家を成立させたいきます。
やがて今から約800年前に「ベラフディア王朝」として成立をしていったのです。
双子の内乱からウルダハの成立へ
今から600年ほど前に王位継承権を巡って双子の王子が争います。
これが「ササウェフ王」と「ササガン王」です。この二人がそれぞれ王国を築いていきます。
それがササウェフ王の「シラディハ王朝」とササガン王の「ウルダハ ウル王朝」です。
シラディハとはウルダハと対立した王朝で、特にヒルディブランドの事件屋クエストで登場してくる地名。
この2つの国はこの後長らく争うことになっていったのです。
特にこの2つの国を争わせることになった原因は「水源」です。
ザナラーンがどういう地域かは、プレイヤーの皆さんはすぐに想像がつくと思います。
乾燥帯であり、水がほとんどありません。
それなのにも関わらず、シラディハ王朝はウルダハが水源としていた場所よりもさらに上流から水を自らの国に引き入れたのです。
上流から水を持っていかれてしまえば、ウルダハは水不足になることは言うまでもありません。
この水源を巡って2つの国の対立は決定的なものになりました。
ゾンビパウダーによりシラディハ王朝の滅亡
この2つの国の争いは約20年にも渡り続いていきます。
ここでウルダハはある秘薬を開発し、この戦争に終止符をうちます。それが
「ゾンビーパウダー」です。
ゾンビーパウダーはその名のごとく死者を蘇らせゾンビ化する薬。漫画家 久保帯人氏に似た名前の漫画があるが、BLEACH同様に面白くておすすめ。
戦争のため都市封鎖を行っていたシラディハ国では街中に餓死者が溢れていました。
そこにウルダハはゾンビーパウダーを投げ入れたのです。
あとは想像の通り、阿鼻叫喚だったでしょう。
数多くのゾンビーが生まれ、シラディハ国は大混乱に陥ります。
これを機に当時のウルダハの国王は親衛隊である「不滅隊」をシラディハ国へ向かわせ、ソンビー諸共シラディハ国を滅亡させていきます。
これがシラディハ国の最後であり、ウルダハ王朝がザナラーンで勢力を確立した歴史です。
ソーン朝からウル王朝へ
こうして、シラディハ国は滅びウルダハの勝利に終わりました。
無論、このゾンビーパウダーが公になれば王政へのダメージは必須です。
そのためこのゾンビーパウダーを国家機密にしていきます。
しかし、このゾンビーパウダーの事実を知ったヒューラン族「バルドルフ・ソーン」が当時の国王を告発していきます。(どのように知ったかは、まだ明らかになっていません)
当時の国王はこれに対して激昂しましたが、国王に味方は無く、やがて幽閉されてしまいます。
「ウルダハ ウル王朝」の終焉です。
こうして新しく王として即位したバルドルフは「ウルダハ ソーン朝」を成立させていきます。
このソーン朝はこの後200年間に渡り政治を行っていきます。
ソーン朝は毎年3月からFF14で行われる「プリンセスデー」の起源となった王朝として有名。
ソーン朝の大きな変化は首都を遷都したことです。どこに遷都したのか、それは
シラディハ国がかつてあった場所です。
さらに遷都した後、地下水道からゾンビー達が湧き出してくる事件がありました。
これを当時敵対していたアマルジャ族と共闘して殲滅したことで、
ザナラーンの土地からゾンビーを一掃したのです。
こうしてゾンビーパウダーの負の遺産を整理したことで、当時の国王はソーン朝の責務を果たしたと考えたのでしょう。
当時の王は「ウル王朝」に戻すべきと考え、なんと王位をウル王朝の子孫へ返上したのです。
これが、現在の「ウルダハ ウル王朝」の成立になっていったのです。
砂蠍衆の成立と台頭
ザナラーンの支配体制を確立させたウルダハは、やがて地の利を活かして交易都市として発展していきます。
400年ほど前にはリムサ・ロミンサから帆船も購入し、ラザハンなどの近東地域との交易もはじめました。
ラザハンとはまだプレイヤー行くことが出来ない地域の1つ。アイテム「ラザハンの○○」は装備をパワーアップさせるアイテムとしてしばしばゲーム内に登場する。
こうして交易都市として発展していったウルダハは一つの闇を抱えます。
それが「砂蠍衆」です。
交易都市が発展すればするほど、商人たちは財力を増大させて、政治的発言権が増していきました。
王権は反比例するように徐々に発言権を失い、形だけの王政となっていったのです。
決定的な転機はウルダハ王朝が高額寄付者6名を正式に国家の助言役に招くという法律を施行したことです。
「砂蠍衆」の誕生の瞬間でした。
こうして一部の豪商たちは「砂蠍衆」として政治の実権を握り、現在に至っています。
ウルダハ王朝の危機
政治の実権を握った砂蠍衆はその後どうしているのでしょうか?
なんてことはありません、一部の砂蠍衆は自分たちが政治の中心になりたいがために、
王政を廃止して共和政へ移行しようと思う輩が出てきたのです。
共和政とは議会で政治を行う政治体制のこと。
その代表が「テレジ・アデレジ」です。
このテレジ・アデレジが、ウルダハに大きな事件を引き起こし、
プレイヤーである光の戦士もその陰謀に巻き込まれていきます。
ぜひその結末はご自身の目で見ていただきたい!
この陰謀は全て「ファイナルファンタジー14 フリートライアル」でプレイすることができますので、
興味をもったら是非フリートライアルをプレイしてみたくださいね(๑•̀ㅂ•́)و✧
さて、いかがでしたでしょうか?
これが現在に至るまでのウルダハ王朝の歴史となります。
この後のウルダハはどうなってしまうでしょうか?
社会科講師の視点から考察した記事がありますので、是非読んでもらいたいと思っています。
「Encyclopaedia Eorzea 」は本当に良い資料集です。
あくまでのこの記事はこの資料集に基づいて書いております。こちらも興味があれば是非手にとってみてくださいね(๑•̀ㅂ•́)و✧